接続の切断なぜ起きる?その原因を探ります(自宅回線)【速度向上・ルーターのブリッジ接続について】

この記事は自分の忘備録の意味合いが強いため、読みにくい部分など多々あると思います。
ご了承ください。

どうして接続が切れるんだろう?

しばらく前、うちのパソコンではちょくちょく回線の切断が起こっていました。

オンラインゲームをしていると「接続が切断されました」というメッセージがしょっちゅう出てしまいます。
(イライラして、キーーーってなる^^;)
娘もスマートフォンでブラウザを立ち上げ、ネット検索などしていると、ときどき「接続できない」という内容のメッセージが出るよ、と言っていました。
スマートフォンはWi-Fiで繋がっているのですが、そちらはきちんと繋がっているのに切断が起きている様子。

実は、うちではしばらく前まで、光回線を2本引いていました。

ちょっとした事情があったためなのですが、その「ちょっとした事情」が最近なくなったので、あとから追加した回線を解約して、一本化することにしました。
もちろん解約した回線につないでいたパソコンは、すべて接続のし直しをしたのですが…
繋ぎなおした方の回線では、なぜか切断が起こるのです。

ー もくじ ー

スピードが出ていないから?

うーん、なんでかなぁ…
と思ってPCに詳しい友達にちょっと聞いてみました。

「スピードが出てないからなんじゃないの?」
というご意見だったので、ちょっとスピードを計ってみることに。
スピード測定サイトはたくさんあるので、いろいろなところで計ってみたところ、だいたい平均20~30Mbpsぐらいです。

「1G回線でその速度は遅い」
といわれてしまいました。
切断の原因かどうか、可能性を潰すため原因究明に乗り出します!

bps → bits per second の略。通信回線などでデータを送るスピードの単位。1秒間に何ビットのデータを送れるかを示しています。20Mbpsであれば、1秒間に20Mビットのデータを送ることができます。

まずはNTTのルーターと、ISPが対応しているかを確認

ちなみに回線は、以前も今もNTTの「フレッツ光」です。
違うのは今繋いでいる方は「ギガファミリー」という、データ通信が1Gbpsのプランということです。

回線変更の時、NTTでの手続きと確認は、以下のように進めました。(電話です)

1、私の契約になっている回線は解約
2、残した回線のプランは定額制にする。(ライトプランというものだったため)

プラン変更を伝えると
「新しいプランはギガファミリーというものになります。」
ということでした。
現在レンタルで使っているONU(光回線終端装置のこと。レンタルしているものはルーターと一体型です。)は、そのプランでも使えるかを聞いてみたところ、きちんと確認もとってくれて大丈夫とのこと。
それと同時に
「ISPに連絡を入れて”ギガファミリー”のプランに対応しているかを確認してくださいね。」
というこもも教えてくれました。
NTTでの手続きを終えて、すぐに現在使っているプロバイダに電話をし確認したところ、こちらも大丈夫と確認!(プロバイダは変更しなかったので、確認のみ。)

この時点で速度低下の原因から除外されるのが

・プロバイダ(の1Gbps対応)
・ONU一体型ルーター

の2つです。
確認取っておいてよかった~^^

原因をひとつずつ潰していく

パソコン自体に問題はないか

速度が出ない場合の原因について、インターネットでいろいろ調べてみると

①パソコンのOS自体が古い(Windows 98 や Windows XP など)
②パソコンのセキュリティソフトが重く、パソコンに負荷がかかっている
③ウイルスやマルウェアの感染
④その他(キャッシュのクリア、ブラウザの変更など)

ということが言われていました。
(Wi-Fi の場合は他の要因も加わりますが、まずは有線のみ見ていきます。)

①OSは Windows 10 で問題なし。(ちなみにパソコン自体も2年ほど前のものなので問題ないです)

②セキュリティソフトは通常時、ライブアップデート時、スキャン時とも、多少は重くなることもありますが、使っていて特に気になるほどではありません。

③ウイルスやマルウェアの感染は、セキュリティソフトでスキャンし、問題なし。

④キャッシュのクリアや、ブラウザによって速度が変わるかなども検証済みで、特に変わりありませんでしたので、除外されます。

PC自体には問題はなさそうです。

ONUとルーターの距離

残した回線のほうのONUの位置が遠いため、10mほどのLANケーブルを使ってルーターを繋いでいます。
(隣の部屋なのですが、ケーブルを壁伝いに這わせると、8mほどになるため。)

そこでふと思ったのが
ONUとルーターの距離は、スピードに関係するのかな?
ということ。

調べてみると「カテゴリー5e」のケーブルの場合、最大長は100mとのこと。
1mと100mの減衰や波形の変化も誤差程度らしいです。
(カテゴリーについては、この後書きますね)

一般のご家庭で普通にケーブルを引くのであれば、ONUとルーター間の距離があってもスピードがめちゃめちゃ落ちるということはなく、特に気にすることはないようです。(広いお家だと、ケーブルの長さは出ちゃうと思いますが…)

ONUとルーターの距離は、問題なし。

ハード的な問題(PC本体を除く)

次に浮上した原因は

LANケーブルや接続機器が、1Gbpsに対応していない。

という、接続に使っているハード(装置、機器)の問題。
私の家の場合、原因となる可能性のある接続機器は

・ルーター
・LANケーブル
・LANケーブルの延長コネクタ
・スイッチング ハブ
の4つです。

①ルーター

ルーターは解約した回線で使っていた、自前のWi-Fiルーターを使っています。
(NEC Aterm WR8750N HPモデル)
こちらは1Gbpsに対応していることを確認。

②LANケーブルと延長コネクター

LANケーブルなどには規格があり、その規格が1Gbpsに対応していなければ、もちろんスピードは出ません。

LANケーブル等の規格一覧
表示 カテゴリー 対応速度
CAT5 カテゴリー5 100Mbps
CAT5e カテゴリー5e 1Gbps
CAT6 カテゴリー6 1Gbps
CAT7 カテゴリー7 10Gbps

LANケーブルや延長コネクターには、いろいろな文字が書いてあるのですが、そこに規格を表す文字「CAT~」というものが書かれているものが多くあります。

LANケーブルの表示
LANケーブルの表示

※1 LANケーブルでの表示の例①

LANケーブルのカテゴリー表示
LANケーブルのカテゴリー表示

※2 LANケーブルでの表示の例②

LANケーブル延長コネクター
LANケーブル延長コネクター

※3 LANケーブル延長コネクターでの、表示の例

「CAT~」という表示を探して、カテゴリを確認しましょう。
(画像の場合は、赤い四角で囲まれた部分です。)
上画像※1、※3はどちらも「CAT5e」ですので、1Gbpsに対応しています。
※2は「CATEGORY 6」と書いてあるので、こちらも1Gbps対応ですね。

しかし、中にはカテゴリー表示のないものもあります。

LANケーブルの文字表示
LANケーブルの文字表示

上の画像のLANケーブルには、どこを探してもカテゴリーの表示がありません。
仕方ないので、これは表示されている文字を手掛かりにネットで検索して調べ、CAT5eということがわかりました。
接続に使っているLANケーブルとコネクター、全部調べましたが、すべて「CAT 5e」または「CAT 6」で、1Gbps対応ですので問題なしです。

③スイッチングハブ

「スイッチングハブ」というのは、1つのLANポートを多数に分岐させる機器です。
電気コンセントをいくつかに分ける「テーブルタップ」がありますが、それのLANケーブル版と考えてもらうと、イメージしやすいと思います。
これも1Gbpsに対応していないと、それに見合ったスピードは出ません。

スイッチングハブ
スイッチングハブ

※自宅で使っているスイッチングハブの1つ

スイッチングハブのうしろ側
スイッチングハブのうしろ側

※上画像のスイッチングハブのうしろ側
右側は電源コードのコネクターですね。左側の1~5番にLANケーブルを挿します。

ルーターのLANポート数が足りないため、私のパソコンと子供のパソコンは、このスイッチングハブを使って分岐させて繋いでいました。

ハブに付いている製品表示を見てみると…

スイッチングハブの製品表示
スイッチングハブの製品表示

赤で囲んである部分に「100BASE-TX」という表示がありますね。
これは100Mbpsまで対応しています。という意味です。
100M…

「原因はこれか!!」

もう一つ別のスイッチングハブも使っているのですが、そちらも100Mbpsまで対応のものでした^^;

実はルーターから後ろの接続については、既存のものに手を付けずそのまま繋いていました。物理的には、ルーターの前に付けるモデムが変更になるだけなので、後ろはそのまま使えばいいやーと何もしませんでした。(ちょっと面倒で…^^;)

しかしここでスイッチングハブが1Gbpsに対応していないことがわかったので、LANケーブルの接続をきちんと整理することにしました。
すると、スイッチングハブが一つ必要ないことが判明!
私と子供のデスクトップPCを直接ルーターに繋ぐことができたため、スイッチングハブは買い替えずに済みました。

スピードは出るようになった!でも…

原因は取り除けたし、これでスピードは出るはず!と意気揚々とスピードテストを実施。
初めにスピードテストをした、いくつかのサイトで再度計測したところ平均90~100Mbpsが出るようになりました。
1Gbpsの回線なので、もっと出ておかしくないのかもしれないけれど、20~30Mbpsしか出ていなかったときに比べれば、かなり早くなってますね。

参考:もしこれでもスピードが出ない場合、ISPがネックになっている場合があります。ISPの利用者が多くてデータ量が増えてしまい、スピードが遅くなってしまうことがあるのです。
 例えば、高速道路を考えてみてください。利用する人が少なければスイスイ通ることができますが、利用する人が多くなると渋滞が起こってきますよね。それと同じようなことが起こるためです。
ISPのせいかなぁと思ったら一度、プロバイダを介さない、純粋に光回線のみのスピードを調べてみるとよいです。光回線自体のスピードはきちんと出ているのなら、ISPが原因となっている可能性が高いです。(NTT故障問い合わせ電話番号はこちら

これで切断もなくなる~♪
と思ってオンラインゲームで遊んでいると…
「接続が切断されました」
というメッセージが。
このゲームは問題がなくてもたまに接続の切断が起きることがあるので、それかなーと思って2週間ほど様子を見ていました。
しかし原因を突き止める前と同じぐらいの頻度で、接続の切断が起こります。

ということは接続の切断が起こるのは

スピードのせいではない

ということです。

それでは原因は何?

以前と違うところを考えてみる

回線を1本にする前は、別回線のフレッツ光で、ものすごく快適でした。
オンラインゲームでの接続切断は別として、そのほかで接続が切断されるなんていうことは、私の記憶では1回もありませんでした。

同じフレッツ光(1Gプランにはなりましたが)なのに、こんなに回線が切断されるってどういうことなんだろう…と、不思議に思っていました。
別回線とはいえ同じ家なので、環境が大幅に違うということは考えにくいですしね。

それでは、以前と違うところはどこか…と考えたところ「1Gプラン」ということ以外で1つだけ思い当たることがあります。

以前はONU(回線終端装置)にはルーター機能が付いていなかったため、自前のルーター(無線LANルーター)を用意して繋いでいました。
現在のONUはルーターと一体になっているタイプのものなのですが、そのままではWi-Fiが使えないため、自前の無線LANルーターを繋いでWi-Fiを使えるようにしています。
しかし、無線LANルーターをそのままONUのルーターに繋ぐと二重ルーターになってしまい、後々不具合が出ないとも限らないので、ONUの方のルーターは使わずに無線LANルーターを使うように設定していました。
この場合ONUのルーターには接続先などの設定をしておらず、通信がルーターを通過するだけの状態になっています。
それはONUのルーターには、ルーター機能を無効にする設定がないためで、実際にはルーター機能はなくなっていません。
(これはインターネットをさんざん調べて見つけたやり方です。)

ONUの方のルーターを使わないようにしているとはいえ、厳密には二重ルーターになっている、というところが、以前とは違うところでした。
それが原因かどうかはわかりませんが、そこを修正してみる価値はありますね!

二重ルーター状態を解消します

二重ルーターをなくすために私ができることは、以下の2つになります。

①もともと使っている無線ルーターの使用をやめて、ONUのルーターに無線LAN機能を付ける。

②ONUのルーターを使用し、現在の無線LANルーターはスイッチングハブのようにして使う。

①は一番シンプルで分かりやすいのですが、ONUのルーターに無線LAN機能を付けるためには、NTTから部品をレンタルしなければならず(確かレンタルだったと思います。)出費が必要になります。

②は見た目は今の状態と何ら変わらず二重ルーターの状態ですが、自前の無線LANルーターの方のルーター機能をなくし、無線LANのアクセスポイント&スイッチングハブのように使うやり方です。こちらは新たな出費はなくて済みます。

ONUのルーターの機能を無効にすることができないため、この二つのどちらかしかありません。

私の場合、余計な出費はしたくなかったため、②を試してみることにしました。

まず自前の無線LANルーターは、前述したスイッチングハブのように使うための設定をします。(ちなみにルーター機能を無効にしてスイッチングハブのように使う状態のことを「ブリッジモード」といいます。)
設定といっても、私の持っているルーターの場合は背面についているスイッチを切り替えるだけなんですけどね^^;

ルーターのブリッジモード切り替えスイッチ
ルーターのブリッジモード切り替えスイッチ

見にくいですが、背面のスイッチ部分です。
このルーターの場合、画像のスイッチを「AP」側にすると、ブリッジモードになります。「AP」というのは「(無線)アクセスポイント」という意味で、スイッチングハブと無線アクセスポイントの設定になりますよ、ということです。

ちなみに反対側の「RT」は「ルーターモード」という意味ですね。

ONUのルーターの方には、ISPから送られてきているインターネットへの接続のIDやパスワードなどを設定します。

ONU一体型ルーター
ONU一体型ルーター

ONU一体型ルーターです。こちらにルーターのお仕事をしてもらいます。

インターネットへの接続もきちんとできていることが確認できました。
Wi-Fiもきちんとつながっています。
これで切断が起こらないか、しばらく様子をみました。

そして4か月以上たった現在も、接続が切れることはありません!

まとめ

原因はONU一体型ルーターと無線LANルーターの接続の仕方でした。

ただし、これが「絶対の原因」とは言い切れません。
たまたまうちではONUとルーターの接続の仕方が原因でしたが、違う原因の場合もあると思います。

ISPの混雑が原因ということも考えられますし(その場合は混雑しやすい夜にスピードが遅くなることが多い。)可能性としては高くないですが、ONUより前の部分で何かしら不具合が起きていることも考えられます。(今回は回線が全くつながらない訳ではないので、ケーブルの切断はないですが。)

新規で回線の引き込み工事をした場合は、業者の人が機器を使ってきちんと接続ができるかどうか、通信状態は大丈夫かをを確認してくれるので、引き込みやNTT側の不具合があればその時点ですぐわかります。
しかし今回の場合は、回線やNTT側の工事自体は何年も前にしていますし、再度の接続確認もされないので、何か不具合が起きていてもわからないですよね^^;

NTTに電話をして「スピードが出ないので、回線の異常がないか調べてほしい。」という感じでお願いすれば、ISPを介さない、純粋にNTT光回線のスピードを調べてくれるそうです。
(上で出てきた友達が、やってもらったそうです。)
調べてもらってそこで「異常なし」ということになれば、ISPから自宅のパソコンまでの間で何かしらの原因があることになります。

NTT故障問い合わせ電話番号

NTT東日本:0120-000113

NTT西日本:0120-248995

どうしても原因がはっきりしないようであれば、一度問い合わせてみましょう。

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長くなり、読みずらい部分もあったと思います。すいません。
読んでいただいた皆様、ありがとうございました!

少しでも参考になりましたら、幸いです^^