Office 2016 更新プログラムのバージョンを以前のものに戻す方法

Update

Office 2016 は更新プログラムが自動的にダウンロード・インストールされるようになっていますね。

もちろんそれは大切なこと!

しかしときどき、更新プログラムを入れた後に不具合が発生することがあります。

そんな時は、とりあえずきちんと動いていた時のバージョン(ビルド)に戻してあげると、不具合が解消されることが多いです。

ここでは例として「バージョン(ビルド)7341.2032」 に戻して説明していますが、それ以外のバージョン(ビルド)の更新プログラムに戻すこともできます。

説明の中にやり方も書いておきましたので、参考にしてください。

今回OS は Windows 10 を使っていますが、Windows 7 / 8.1 でも、同じようにできます。(コマンドプロンプトの検索部分が多少違います。)

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さっそく始めましょう!

始める前の注意点としては…

・時間がかかる場合があるので、時間に余裕のある時に行うようにしましょう。

・この作業を行う前に、すべてのOffice 2016 アプリケーションを閉じておいてください。

・ここでは Word を使って説明していますが、更新プログラムを戻すと Word 以外の Office 製品も元の更新プログラムに戻りますので、ご承知おきください。

はじめに現在の更新プログラムのバージョンを調べます。

更新プログラムを戻すためには、まず初めに、現在 Office にどのバージョンが適用されているのかを調べておかなくてはいけません。

新しい更新プログラムが適用された後から不具合が起こるようになった場合は、ひとつ前のバージョンに戻せば不具合は解消されます。

そのためにも、現在のバージョンを把握しておくことが必要になるわけですね。

詳しい調べ方は、こちらの記事にあります↓

Office 製品も定期的に更新プログラムが配信され、自動的に適用されています。 「今のバージョンはいくつなのかな?」と、バー...

次に戻したい更新プログラムのビルド番号を調べます

不具合が起きている場合は、一番新しい更新プログラムが適用されてから不具合が起こっていることが多いと思いますので、一番新しい更新プログラムのひとつ前のビルド番号を調べてください。

場合によっては、もっと前のバージョンに戻したいこともあると思いますので、必要なもののビルド番号を調べておきます。

詳しい調べ方はこちらから↓

Office 2016 を利用していると、時々突然不具合が発生する場合があります。 よくある原因が、新しく適用された更新プログ...

必要なのは、4桁が2つ並んだ「ビルド番号」ですので、お間違いなく!

(例 : 7668.2066 )

忘れずメモしておいてくださいね。(パソコンのメモ帳にコピペしてもOK。)

ビルド番号がわかったら、戻す作業に入りましょう!

更新プログラムを戻します

ここから実際に変更の作業をしていきます。

焦らず、ゆっくり進めましょう!

(1)スタートボタンの上で右クリックし、表示されたメニューの中の「検索」をクリックします。(赤丸

スタート右クリックメニュー

ちょっと下のほうですね。

・Windows 7 ではスターボタンをクリックすると表示されるスタートメニューに、検索窓があります。

・Windows 8.1 では、チャームを出すと「検索」がありますので、そこをクリックして検索窓を表示します。

(2)検索窓に「コマンド」と入力します。

コマンドプロンプトの検索

検索結果の中に「コマンドプロンプト デスクトップアプリ」が表示されますので、その上で右クリックします。(

出てこない場合は検索窓に「コマンドプロンプト」と入力してみてください。

※Windows 7 / 8.1 の場合
検索窓に「コマンドプロンプト」と入力すると、検索結果にコマンドプロンプトが表示されますので、それを右クリックしてください。

(3)表示された右クリックメニューの「管理者として実行」をクリックします。(赤丸

※ここ、大事です!!

コマンドプロンプトの右クリックメニュー

(4)「ユーザーアカウント制御・このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか。」と書かれたダイアログボックスが表示されますので、「はい」をクリックします。(オレンジの丸

ユーザーアカウント制御

(画面をデジカメで撮ったので、画質が悪くすいません><)

クリックすると、コマンドプロンプトの画面が開きます。

コマンドプロンプト画面1

タイトルバーに「管理者」と書いてあればOKです。(オレンジの枠

※管理者として実行しないと、うまくできない可能性があります。もし「管理者」となっていない場合は、一度閉じて(2)からやり直し、再度管理者として立ち上げてください。

(5)「管理者:コマンドプロンプト」の画面で、下のコマンドを貼り付けます。

cd %programfiles%\common files\Microsoft shared\clicktorun

※注:コマンドの貼り付けは間違いのないように「コピー&貼り付け」を使いましょう。

貼り付けると、下記のようになります。

コマンドプロンプトにコマンドを入力1

この状態のまま、エンターキーを押します。

(6)続けて下記のコマンドを貼り付けます。

officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.7341.2032

貼り付けると、下記のようになります。

コマンドプロンプトに子万祖を入力2

「バージョン(ビルド)7341.2032」以外のバージョン(ビルド)の更新プログラムに戻す場合は、次の作業をしてください。

調べておいた、戻したい更新プログラムのビルド番号がわかるようにしておいてくださいね。

(6)までの作業をしておきます。

②(6)で貼り付けたコマンドの最後の数字「7341.2032」の部分をBackspaceを使って削除し、調べたビルド番号書き換えてください。(ドットの入れ忘れに注意!)

◇ 例えば、戻したい過去の更新のビルド番号が「7668.2066」の場合、コマンドは

officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.7668.2066

となります。

修正できたら「エンターキー」を押します。

(7)「Officeの更新プログラムをダウンロードしています…」というウィンドウが出ますので、しばらく待ちましょう。

15分ぐらいかかる場合もあるようなので、気長に待ってくださいね。

Officeの更新プログラムの確認

ダウンロード、更新が終わっても特にメッセージは出ないようですので、上記のウィンドウが消えたら終了です。

(8)念のため、Office のビルド(バージョン)が「16.0.7341.2032 」に戻っているかを確認しておきましょう。

どれでもよいので、 Office 2016 のソフトを起動し「ファイル」の中の「アカウント」(オレンジの枠)をクリックします。
(画像は Word 2016 のものです。)

Office更新プログラムの確認1

上記画面になったら「製品情報」の下にある「 Office 更新プログラム」の部分を見て、
バージョンの部分が変更したいものと同じであればOKです。(四角赤枠内

※2017年10月10日現在、バージョンの表記方法が以前と変わっています。

新しいものは

バージョン1701 (ビルド7766.2060)」

という形になりました。

書かれている位置も「ライセンス認証された製品」と書いてある行の、2行下です。

参考に、下画像は Excel での表示のされ方です。(バージョン1707)

Office のビルド、現在の表示のされ方
クリックで拡大

万一画像と表記が違っても、戻した更新プログラムのバージョンとビルドの数字が合致していれば問題ありません。

(9)Office の更新プログラムが自動更新になっていると、新しい更新プログラムがまた適用されてしまいます。

しばらくの間、Office の自動更新は無効にしておきましょう。

①Word , Outlook の「ファイル」→「アカウント」→「更新オプション」とクリックし「更新を無効にする」を選択します。(オレンジの四角枠

Office自動更新の停止
クリックすると「ユーザーアカウント制御」で変更を許可するかを聞いてくると思うので、「はい」をクリックしましょう。

②自動更新が停止されると、下記写真のようになります。

Officeの更新停止済み

「Office 更新プログラム」の部分がオレンジになり「この製品は更新されません。」と記述されます。これで自動更新が停止されました。

本当は、Windwos や Office の更新プログラムは、セキュリティの面からも自動で更新されることが望ましいです。

更新プログラムが原因で不具合が起こる場合、Microsoft でもそれを把握しているので、必ず修正版の更新プログラムが配信されます。

時々、バージョンを調べたページを確認して、不具合を修正した更新プログラムが配信されたら、自動で更新するように設定を戻しましょう。

以上になります。

わかりにくい部分などあるかと思いますが、修正しながら更新してしていきますね。

お役に立てれば幸いです^^

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コメント

  1. Kei より:

    Excel2016で2016年10月のアップデート以後、1つのファイルだけが開こうとするとExcelがフリーズしておりました。ユーザーフォームが原因らしいことまではわかっておりましたが、対策がわからず苦労しておりましたので、この記事のおかげで解決できました。

    • 羽飛 漣 より:

      keiさま

      お返事が遅くなりすいません。

      そのような現象も起きていたのですね!
      やはり私の知らないことも起きているのだと、改めて実感しました。
      解決できて、本当によかったです^^

      少しでもお役に立てたんだと思うと、私もとてもうれしいです。
      もっともっと精進して、皆さんのお役に立てる記事を書いていきたいと思います。

      コメント、ありがとうございました^^

  2. さざなみ より:

    始めまして。
    昨日まで正常に動いていたアクセスが動かなくなり、困り果てていましたが、
    こちらのページを参考にして、以前のバージョンに出来まして、正常に動くように復旧できました。

    大変感謝しております。ありがとうございました。

    ちなみに、エラーメッセージは、「データベースに含まれているVBAプロジェクトを読み取れないため、データベースを開くことができません。データーベースを開くには、VBAプロジェクトを削除する必要があります。・・・」
    (アクセスのデータは、自分で作った物ではなく、削除する必要がありますと言われて、青ざめていました。)

    ちなみに、 Officeは、バージョン1708:ビルド8431.2079でしたが、
    バージョン1707:ビルド8326.2058に戻しました。

    • 羽飛 漣 より:

      さざなみ様

      今週になってこのページのアクセスが増えていたので「何か起きたのかな?」と思っていたのですが、アクセスの不具合だったのですね!
      私は主にエクセルとワードを使っていてアクセスは使っていなかったため、わかりませんでした。
      どんなソフトでも不具合は困りますが、アクセスで不具合(それも削除する必要があるといわれるとは><)非常に困りますよね。
      データ量も膨大な場合が多いでしょうし…

      無事戻すことができ、アクセスもきちんと使えるようになったとことで、本当に良かったです!
      この記事がお役に立てて、私も自分のことのようにうれしく思います^^

      これからも少しでも役立つ記事を、わかりやすく伝えていけるよう、努力を重ねていきますね!

      コメント、本当にありがとうございました(*^-^*)

  3. kero より:

    非常に分かりやすい説明ありがとうございます。
    ワードが自動更新されて以降,動作が頻繁に停止されてしまうようになったため,
    バージョンを戻そうと考え,上記手順を進めていたのですが,上記(5)まで行うと,「指定されたパスが見つかりません」と出てしまいます。
    対応方法ご存知でしたら,教えていただけると助かります。

  4. 羽飛 漣 より:

    kero様

    こんにちは^^
    コメント、ありがとうございます!!

    (5)の作業をすると「指定されたパスが見つかりません」となってしまうとのことですね。
    まだ検証していないので確かなことは言えないのですが、Microsoft のサイトを調べたところ、貼り付けるコマンドに大文字で表記してある文字がありましたので、もしかするとそれが関係しているかもしれません。
    正確なコマンドを書いておきます。

    (5)cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun

    (6)OfficeC2RClient.exe /update user updatetoversion=16.0.7341.2032

    (「 7341.2032 」の部分は、戻したいバージョンのビルド番号に修正してください。)

    コマンド自体は間違っていないのですが、大文字が小文字になっていた部分を修正しています。

    小文字のみで記載されているコマンドでも、以前はきちんと動作していたことは確認していたのでそのままにしていたのですが、もしかしたら影響が出るようになってしまったのかもしれません。

    私の方でもきちんと調べ、検証してみます。
    結果が分かり次第、ご報告、記事の修正等させていただきます。

    またご質問等ありましたら、お気軽にコメントくださいね^^
    ありがとうございました。

    • kero より:

      羽飛 漣様

      早速ありがとうございます!!
      教えていただいたとおり再度トライしたのですが,別なところに原因があるようです。
      やはり同じメッセージがでてしまうようです。
      なかなか難しいですねぇ。

      • 羽飛 漣 より:

        kero様

        今日午後から調べていて、その時にはっと気が付いたのですが、コマンドプロンプトで「指定されたパスが見つかりません」という表示が出てしまうということなので、もしかするとWord などのOffice系のプログラムが、Cドライブ以外の場所にある可能性があります。
        コマンドプロンプトを開くと、いま自分がいるドライブ(カレントドライブといいます。通常はCドライブのこと)が自動的に表示され、そのあとにコマンドが入れられる状態になります。
        もしDドライブなど、Cドライブ以外ににWord などOffice系のプログラムがインストールしてあると、コマンドプロンプトはCドライブの中身を見に行っているのでDドライブにあるWord を見つけることができず、「指定されたパスが見つかりません」という表示がされてしまいます。

        まずは、Word がどこにあるかを確認してみてください。

        ◇調べ方
        ①スタートボタンからスタートメニューを開く。
        ②すべてのプログラムの中から、Word を探す。
        ③見つけたらWord の上で右クリックし、表示されたメニューの「その他」をクリック。
        ④「ファイルの場所を開く」をクリック。
        ⑤ずらっとフォルダやプログラム名が表示されるので、Word を探しその上で右クリック。
        ⑥メニューにある「プロパティ」をクリック。
        ⑦「全般」タブを開くと「場所」というところにパス(C:\ProgramData\Microsoft\Windows… という形)が書いてあるので、その先頭部分を確認する。

        もしここが「C」以外だった場合は、コマンドプロンプトでカレントドライブをWordがあるドライブ(先ほど調べたパスの先頭部分に書いてあるアルファベット)に変更してから作業する必要があります。

        ◇コマンドプロンプトのカレントドライブの変更方法
        ①コマンドプロンプトを管理者権限で開きます。
        ②開いたら「〇:」と入力してエンターを押します。(〇には確認したアルファベットを入れてください。小文字でOK。)
        ③コマンドプロンプトに表示されている最後の行を見て、先頭の文字が確認したものに変更されていれば、変更完了です。

        変更された状態で、更新プログラムを以前のものに戻す作業をしてみてください。

        わからないこなどありましたら、コメント、または問い合わせでも構いませんので、お気軽に聞いてくださいね。

  5. kero より:

    羽飛 漣様

    諸事情により確認がずいぶん遅れてしまいました。
    ご丁寧に再度ありがとうございます。ぜひ試してみます。